「新・聊斎志異-お常」
『作品内容』
F大病院の実験動物の世話は知恵の遅れたヒデと言う少年が行っていた。
ある時研究室に1匹の狐が連れてこられる。
ヒデはその狐に常と名を付けて可愛がっていた。
研究室はアメリカ軍から新型化学兵器の製造を依頼されていた。
動物実験はほぼ済み、残すのは人体実験だけだった。
彼らは大尉から1万ドル受け取りヒデを実験台にする事を決める。
その頃ヒデはある女性と過ごしていた。
彼は彼女を自分の母親だと信じ込んでいた。
ある日彼女はヒデに急いで逃げろと告げる。
その翌日、荷物をまとめたヒデだったが、研究室でジュースを飲まされる。
実験は成功した。
しかし、大尉や研究員なども誰かに毒を飲まされる。
近くには狐の足跡があり、それ以来あの女性は姿を消したのだった。
プロローグで手塚先生、
テツノのオッサン、
アメリカ将校でレッド公が出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
原画の秘密(2006年)
手塚治虫美女画集(2014年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
サンエイムック「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖(2019年)