「ロロの旅路」
発行日 |
種類 |
タイトル |
発行所 |
判型 |
備考 |
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1973年03月19日号 |
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週刊少年ジャンプ |
集英社 |
B5判 |
読切 |
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1976年09月15日 |
ホームコミックス |
タイガーブックス1 |
汐文社 |
A5判 |
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1978年11月20日 |
手塚治虫漫画全集123巻 |
タイガーブックス3 |
講談社 |
B6判 |
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1989年06月20日 |
- |
手塚治虫名作集3 |
ホーム社 |
四六判 |
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1995年03月15日 |
集英社文庫 |
手塚治虫名作集3「百物語」 |
集英社 |
文庫判 |
- |
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2011年03月 |
手塚治虫文庫全集116 |
タイガーブックス(2) |
講談社 |
文庫判 |
- |
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『作品内容』
リリ、ルル、ロロの母親は人間の銃に倒れ、帰ってこなかった。
彼らは日本オオカミの生き残りだった。
猟師はオオカミの剥製を北海道物産展の目玉に売ろうと思ったのだ。
三匹は母親を追って船に乗り込む。
しかし、リリだけが乗り損ね、泳いで追いかけるが途中で海に沈んでしまう。
二匹は物産展が西に行くのを追いかけて西へ旅する。
が、ルルは車にはねられて命を絶つ。
ロロ一匹が追いかけていく。
途中彼はお尋ね者のベンと出会う。
母親の剥製を追いかけてロロが長い旅路を重ね
ていることを知ったベンは自分の母親のことを思います。
彼女は愛人をつくってベンを捨てたのだ。
鹿児島で宝石店を狙ったベンはロロのために、と剥製をも盗み出そうとする。
しかし、防犯ベルが鳴ってしまい警官の銃が彼を狙う。
だがその弾丸が貫いたのはベンではなくロロであった。
網走刑務所への連行の途中、ベンの頼みで北海道の原野に立ち寄る。
彼はそこに母親オオカミの剥製とならべてロロの剥製を置いていくのだった。
ヒョウタンツギ(p.80)、
物産展の客でヒゲオヤジ(p.109)が出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)