Google
WWW を検索 手塚治虫のすべてを検索



[1974年作品リストへ]

「おけさのひょう六」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1974年04月21日号 - 週刊少年マガジン 講談社 B5判 読切 -
1975年04月25日 講談社コミックス 三つ目がとおる1 講談社 新書判 - -
1977年09月20日 手塚治虫漫画全集88巻 メタモルフォーゼ 講談社 B6判 -
1989年12月18日 手塚治虫短編集1 夜よさよなら 講談社 四六判 -
2002年05月08日 ちくま文庫 手塚治虫マンガ音楽館 筑摩書房 文庫判 -
2003年05月10日 秋田文庫 手塚治虫アンソロジー猫傑作集1 秋田書店 文庫判 -
2011年07月 手塚治虫文庫全集140 メタモルフォーゼ 講談社 文庫判 -
2019年03月13日 - テヅコミ Vol.06 マイクロマガジン社 B5判 -

『作品内容』
踊りの好きなひょう六は一日中踊っていた。 その踊りは評判となりいつも見物人であふれていた。 しかもその内容は殿様や代官などを茶化した内容だったから皆笑い転げていた。

ある時殿様から踊りをみせよとの命が下り庄屋(マグー)と共に城に登るひょう六。 いつもどおりの踊りを見せてしまったひょう六は大盃の酒を飲まされるところを飼っている猫のチリに助けられる。 踊りを舞うこともそれを見物することも禁止されてしまう。 そんなひょう六の元におけさという女が踊りを教えて欲しいとやってくる。

二人は共に踊る舞うが、ひょう六は目を潰されてしまう。 さらにおけさは殿様に連れて行かれて、乱暴をされた挙げ句に売られてしまう。 おけさを探すひょう六の前に現れたおけさ。 そしていつしか村ではチリが笠をかぶって踊りつづけていた。 ひょう六は寿命が尽きて息耐える。 ある雪の晩、彼の家の軒下で笠をかぶって猫が死んでいた。

ヒョウタンツギ(p.208,229)が出演。

<参考文献:講談社全集>

『一口メモ』
W3」問題で疎遠となっていた少年マガジン誌への復活となった作品。

『図版使用書籍』
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
フィギュア王No.129(2008年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)