「四谷快談」
『作品内容』
八百屋の2階に下宿して漫画を描いている手塚治虫。
そんな彼に向かってパチンコ玉を投げつける少年がいた。
彼は平公といい、戦争で天涯孤独の上に左目を失っていた。
彼がある時手塚を訪ね、漫画の原稿を見せて欲しいという。
そして漫画のネタにしろ、とある話を始める。
彼は道路を横断していた白い蛇を助けた事があった。
その蛇は実はお岩さんの別の姿であり、彼はそれ以来彼女と同棲していた。
平公はもう一つの目もしばらく経つと見えなくなるといわれていた。
彼はお岩さんに一度だけ野球が見てみたいと話す。
チケットを都合してくれるが、平公の目は既に見えなくなってしまった。
お岩さんは自分の目を彼にあげるといって姿を消した。
それから11年経ち、平公はプロ野球選手になり初勝利を飾る。
その知らせに彼は真っ先に御岩稲荷に向かうのだった。
スパイダー(p.78)、
医師でブラックジャック、
ヒゲオヤジ、
浪岡が、
医師の妻?で田鷲警部が出演。
<参考文献:講談社全集>
『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
月刊カドカワ9月号(1995年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
手塚治虫マガジン'04年8月号(2004年)
鉄腕アトムを救った男(2004年)
中央公論Adagio5号(2007年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
サンエイムック「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖(2019年)
ブラック・ジャック:カラーピーシス(2024年)