ブラック・ジャック
第200話「助け合い」
『作品内容』
某国で殺人容疑に問われていたブラックジャックだったが、蟻谷(伊万里大作)という見ず知らずの日本人の証言によって救われる。
その蟻谷は日本に帰ると汚職の罪をすべてかぶって自殺してくれと専務(ハム・エッグ)に言われる。
線路の前でためらっている彼に車が突っ込んできて、彼は瀕死の重傷を負う。
ニュースでその話を聞いたブラックジャックはなりふりかまわず彼の元へ向かう。
あの時の恩を何とかして返そうとしたのだ。
途中警察(力有武、
クッター)に追われ、
レンタカー屋(カルピス)でそれをやり過ごし、
モーターボート(ノールス・ヌケトール)を即金で買い蟻谷のいる病院へ急ぐ。
ブラックジャックの治療を受け付けない院長(マグー)をやり過ごし病院ごと20億円で買い取る。
手術は成功
するが、蟻谷は誰かにまた殺される、と語る。
専務は手を回し、蟻谷の退院を狙おうとするがどうして彼が見つからない。
ブラックジャックは蟻谷を整形し、別人同様にしてしまったのだった。
同会社の社員でフースケ、
整形手術後の蟻谷でトッペイ、
通行人でアトム、
ばるぼら、
丸首ブーン、
花輪重志、
レッド公が出演。
<参考文献:チャンピオンコミックス>
『図版使用書籍』
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)