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「火の鳥<少女クラブ版>」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1956年5月号
〜10月号:エジプト編
1956年11月号
〜1957年7月号:ギリシア編
1957年8月号
〜12月号:ローマ編
- 少女クラブ 講談社 未確認 連載 -
1978年05月31日 復刻シリーズ3 火の鳥<少女クラブ版> 手塚治虫ファンクラブ京都 A5判 4月号付録 -
1978年09月01日 手塚治虫作品集5巻 少女まんが集 文民社 A5判 - -
1980年03月20日 手塚治虫漫画全集200巻 火の鳥<少女クラブ版> 講談社 B6判 -
1982年06月01日 ほるぷ版手塚治虫選集15巻 火の鳥・あらしの妖精 ほるぷ出版 A5判 - -
1984年01月01日 手塚治虫作品集5 火の鳥・あらしの妖精 翠楊社 A5判 - -
1990年04月30日 愛蔵版 火の鳥-ギリシャ・ローマ編 角川書店 四六判 -
1992年12月 角川文庫 火の鳥(13) 角川書店 文庫判 -
1998年06月20日 朝日ソノラマコミックス 火の鳥-ギリシャ・ローマ編 朝日ソノラマ B5判 - -
2003年09月01日 朝日ソノラマコミックス 火の鳥-ギリシャ・ローマ編 朝日ソノラマ B5判 -
2012年05月31日 火の鳥<オリジナル版>復刻大全集 エジプト/ギリシア/ローマ編 復刊ドットコム B5判 雑誌掲載版の復刻

『作品内容』
<エジプト編>
火の鳥は天国で籠の中に入れられていました。 彼女はどうしても下界に行きたくて、生まれ変わる魂に頼んで抜け出してしまいました。

それから長い長い間、火の鳥は生きていました。 エジプトの王子さまは火の鳥を捕まえにエチオピアの国まで出掛けていきました。 しかし、その間に王様の后は王様(レッド公)の命を狙いました。 そのたくらみを知った奴隷のダイアはお后に追われる身となりました。 ダイアは王子さまのいるところまで行き着き后の事を話しました。

王子さまはダイアの歌の得意な事を利用して火の鳥をおびき寄せました。 ところが火の鳥には弓矢などはききはしませんでした。 ふたりは嵐の中で火の鳥の卵を助け、火の鳥はそのお礼にとエジプトまで同行する事になりました。

王子さまたちが帰ると王様は既になく、后は今度は王子さまの命を狙い始めました。 王子さまはダイアと結婚する事を宣言しました。 と同時に奴隷制度を廃止する事も決定しました。 后はその騒ぎに動じて王子さまの殺害に成功します。

そして今度はダイアを縛り上げ、火の鳥のいる場所まで連れて行かせようとします。 しかし、后は底無し沼に飲まれてしまいます。 王子の遺体は火の鳥が引き揚げていました。 それを見たダイアは自らの命を絶ちます。 ふたりは火の鳥の血を飲んでいたのでいつの日にか蘇るでしょう。 その頃火の鳥の卵は孵り可愛い赤ちゃんが産まれました。

王子の即位式でクッター手塚先生が出演。

<ギリシャ編>
王子とダイアは意識を失ったまま、海に流されていきました。 そして王子はスパルタ、ダイアはトロヤにそれぞれ流れ着き意識を取り戻しました。 しかし、ふたりとも記憶を失っていて、自分が誰か分かりませんでした。

両国の和平交渉の場でふたりは再会し、心を引かれあいます。 にもかかわらず交渉は決裂し、ダイアはスパルタの王の后によって牢に入れられます。
トロヤの王子ヘクターはそれを怒り、スパルタの王女へレナをさらっていきます。

ヘクターの弟のパリスはヘレナと仲良くなり、共に火の鳥を探しに行きます。 兄のヘクターと父親(ケリガン)に生き血を飲ませてあげたかったのです。
しかし、火の鳥は人間の仕掛けた罠によって捕まえられ、両国は戦争状態になります。

ダイアは戦闘の中命を落とし、クラブと名乗っていた王子もそれを追って自ら命を絶つのでした。

川を流れる(p.55)また戦闘中に(p.122)ヒョウタンツギ、 スパルタのユリシーズでメイスンがそれぞれ出演。

<ローマ編>
アンドロクロスは若かりし頃シーザーにつきエジプトとの戦いを経験していました。 彼は宝倉からまるで生きているような男女の死体を見付け、それを褒美としてもらっていきました。 そして彼らを何とか生き返らせようとしましたが無駄でした。

それから45年経ってふたりは突然息を吹き返しました。 それ以来クラブとダイアはローマ人として生活してきました。 ローマ皇帝の王子ネボケタスはダイアを我が物にしようと、家に押しかけふたりをさらっていきました。

ネボケタスのいう事をきかないクラブとダイアは奴隷の身分に落とされてしまいます。 そしてダイアは猛獣と戦わねばならなくなりました。 しかし、そこには以前助けてあげたライオンがいて、ダイアは動物に勝った形になりました。 ダイアはその褒美に1週間の自由をもらいました。

その間に彼女は火の鳥を探し、奴隷たちにその生き血を飲ませてあげようとしました。 火の鳥は一緒にローマまで行く事を承諾しました。 火の鳥に毒薬を飲ませようとしたローマ皇帝は逆に自分がそれを飲んでしまいます。 人々が幸せになる事を見届けた火の鳥はどこかへ飛び去るのでした。

手塚先生(p.168)、 ヒョウタンツギ(p.171)、 スパイダー(p.172)がそれぞれ出演。

<参考文献:朝日ソノラマコミックス>

『図版使用書籍』
現代漫画6 手塚治虫集(1970年)
アサヒグラフ4月29日号(1977年)
別冊奇想天外8 SFマンガ大全集(1979年)
手塚漫画のはじまり(1980年)
手塚治虫作品集4「リボンの騎士」(1984年)
アサヒグラフ2月24日号(1989年)
野生時代4月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
手塚治虫WORLD 青年マンガ編(2008年)
芸術新潮2008年11月号(2008年)
フィギュア王No.129(2008年)
僕らの愛した手塚治虫2(2008年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)