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ブラック・ジャック
第94話「サギ師志願」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1975年10月20日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1976年06月30日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック8 秋田書店 新書判 -
1981年01月20日 手塚治虫漫画全集155巻 ブラック・ジャック5 講談社 B6判 -
1987年11月15日 豪華版 ブラック・ジャック6 秋田書店 四六判 -
1993年07月 秋田文庫 ブラック・ジャック6 秋田書店 文庫判 -
2005年01月20日 チャンピオンコミックス 新装版ブラック・ジャック7 秋田書店 新書判 -
2010年07月09日 手塚治虫文庫全集062 ブラック・ジャック(5) 講談社 文庫判 -
2013年02月25日 - ブラック・ジャック大全集(6) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
ある母親(サファイヤ)が息子の力(写楽)を連れて病院を探し回っていた。 夜遅い事もありどこでも断られるが、矢武井医院で受け入れてくれる。 医師(ヒゲオヤジ)は川崎病だといい、手術しなければ治らないという。 そこへ父親(丸首ブーン)が乗り込んで来、手術料なんか払うくらいなら一家心中した方がマシだと話す。

彼は若い頃腹膜炎で倒れ、仲間(ランプハム・エッグラムネ,カルピス)が病院を駆けずり回ったがどこでも断られた経験を持っていた。 ドヤ街の住人であるというだけでだ。 治療してくれた慈善病院でもそこの医師達(レッド公
ノタアリン)は毎月入院費を大量に持っていった。

そんな彼の話しを聞いた医師はある妙案を思い付く。 早速電話をかけた先はブラックジャックであった。 ブラックジャックは3000万円の手術料を請求するが、患者は払うといっていると嘘をつくのだった。 医師は父親に小切手帳を渡す。
それはもちろん不渡りで現金にはならない。 父親はぶち込まれるが、息子は助かる、と話し納得させる。 手術は無事終わるが父親は自ら警察にサギをしたと電話をかける。 やがて警察(田鷲警部中村課長スパイダー)が乗り込んでくるがブラックジャックは自分を捕まえに来たのだ、といい裏口から帰っていくのだった。

ヒョウタンツギ(p.115)出演。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
コミック・ゴン 第3号(1998年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)