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「二人のショーグン」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1979年01月01日号
1979年01月07日号
1979年01月21日号
1979年02月04日号
- 週刊少年サンデー 小学館 B5判 連載 -
1979年12月20日 手塚治虫漫画全集125巻 タイガーブックス5 講談社 B6判 -
1995年03月15日 集英社文庫 手塚治虫名作集4「マンションOBA」 集英社 文庫判 -
2003年05月10日 秋田文庫 手塚治虫アンソロジー猫傑作集1 秋田書店 文庫判 -

『作品内容』
有馬将軍は大の猫好きだったが、勉強の方はからっきし駄目だった。 しかし、県会議員をしている父親は彼を東大の法学部に入れようとして、中学の校長(ノタアリン)に裏金を渡しているほどだった。 そんな将軍に副委員長をしているユリは好意を持っていた。

ある日、将軍が猫達に食べ物を分けていると、ピンクレディーという名の猫が人間の言葉を話し始める。 驚く将軍だったが、彼女がなんでも願いをかなえるというので自分の代わりに勉強して欲しいと頼む。 次の日、寝坊した将軍は母親から自分はとっくに学校へ行ったと聞かされる。 喜び猫のための魚取りに没頭するが、自分の代わりになったピンクレディーがユリと一緒に帰ってくるのを目撃する。

彼女は委員長をしている横槍の脳波を感じ、テストでは満点に近い成績を取っていく。 そのおかげもあって委員長選に出る事になる。 しかし、ピンクレディーは猫のため寒さに弱く雪道を歩いていて風邪を引いてしまう。 選挙には本物の将軍が出る事になる。 彼は演説もしどろもどろになってしまうが、元々横槍は評判が悪く委員長には将軍がなる。 その時横槍は実は将軍は二人いるのだ、と暴露する。

将軍は父親と横槍建設の社長(ヘック・ベン)の話を聞き、父親が議員をおろされる事を知る。 そして裏取り引きの証拠が中軽井沢にある横槍の別荘にあることも耳にし、ピンクレディーとそこへ急ぐ。 彼らはそこで書類を焼こうとしている委員長の横槍らに出会う。 将軍はそれを奪うが、外では雪崩が起きピンクレディーはそれに飲まれてしまう。

気がつくと将軍は家にいた。 そして書類も手元にあった。 ピンクレディーが不思議な力で自分を家に帰してくれたのだと思う将軍。 書類を元に父親は法廷で戦い、もちろん議員は辞めなくてはならず、将軍も引越しを余儀なくされる。 乗った電車の中で彼はユリの姿形でピンクレディーの目を持った少女に出会うのだった。

ヒョウタンツギ(p.32)、 肉屋でクッター(p.32)、 横槍建設の社長の右腕?でハム・エッグがそれぞれ出演。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
手塚治虫全史(1998年)