「地底国の怪人」
『リメイク』
アバンチュール21
(1970年:少年少女新聞)
『作品内容』
手術を受けて人間並みの知能を持った兎・耳男。
彼は高名な設計技師の父親を亡くしたばかりのジョン(ケン一)と出会う。
ジョンは工場長のビルおじさん(ヒゲオヤジ)やハム・エッグ、ラムネ,カルピスらに助けられて地底を走る列車を完成させつつあった。
彼らは地底で白蟻の進化した知的生命体に出会う。
ハムは宝に目が眩んで彼らの地上征服の手伝いを約束してしまう。
ジョンたちは命からがら地上に帰ってくるが、まもなく白蟻人による攻撃が始まり、地底列車第2号の設計図を耳男の失敗で盗まれてしまう。
ジョンとビルは耳男を「やはりただの兎だ」と言って追い出してしまう。
その後、不思議なルンペンの少年によって設計図も戻って来、大学の研究室から来たミミーという少女によって地底列車は完成する。
再び地底に潜ったジョンとビルは地底火山によって白蟻人が全滅したことは確認するが、その温度上昇で気を失ってしまう。
彼らが無事生還出来たのはミミーのおかげだった。
病院を見舞ったジョンは彼女が実はあのルンペンの少年であり、さらに耳男であったことに気付く。
そし
て耳男は息を引き取る間際こう言ったのだ。
「ジョン、ぼく人間だねえ……」
警察でブク・ブックが、
学者でオッサンが出演。
<参考文献:角川文庫>
『一口メモ』
日本初のアンハッピーエンドの漫画。
『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
現代まんがシアター1 手塚治虫(1979年)
手塚漫画のはじまり(1980年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
ユリイカ 2月号(1983年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫氏に関する八つの誤解(1990年)
わたしの手塚治虫体験(一)(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
手塚治虫のタカラヅカ(1994年)
コミックギルド創刊号(1994年)
こころにアトム(1995年)
マンガの神様!(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
講談社全集「漫画の奥義」(1997年)
もっと知りたい手塚治虫(1997年)
フィギュア王 no.11(1998年)
陽だまりの樹公演プログラム(1998年):講談社全集表紙
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
誕生!「手塚治虫」(1998年)
蘇る! 9月号(1998年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
SF Japan Vol.03 手塚治虫スペシャル(2002年)
手塚治虫記念館(第5刷)(2003年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
手塚治虫(2008年)
芸術新潮2008年11月号(2008年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
「バンパイヤ」第二部完結編(2014年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
手塚治虫展図録(2017年)
pen 3月1日号(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)
サライ 2020年5月号(2020年)
手塚治虫語辞典(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)