Google
WWW を検索 手塚治虫のすべてを検索



[1972年作品リストへ]

「奇子」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1972年01月25日号〜1973年06月25日号 - ビッグコミック 小学館 B5判 連載 -
1973年12月01日 ハードコミックス 奇子(上) 大都社 B6判 - -
1974年01月10日 ハードコミックス 奇子(下) 大都社 B6判 - -
1981年08月20日 手塚治虫漫画全集197巻 奇(あやこ)子1 講談社 B6判 -
1981年09月20日 手塚治虫漫画全集198巻 奇(あやこ)子2 講談社 B6判 -
1981年10月20日 手塚治虫漫画全集199巻 奇(あやこ)子3 講談社 B6判 -
1985年12月30日 ハードコミックス 奇子(上) 大都社 B6判 -
1985年12月30日 ハードコミックス 奇子(下) 大都社 B6判 -
1989年07月30日 - 奇子(上) 角川書店 四六判 -
1989年07月30日 - 奇子(下) 角川書店 四六判 -
1996年06月 角川文庫 奇子(上) 角川書店 文庫判 -
1996年06月 角川文庫 奇子(下) 角川書店 文庫判 -
2008年07月10日 - 手塚治虫WORLD 青年マンガ編 ゴマブックス A5判 ラストの部分のみ
2017年12月20日 - 奇子《オリジナル版》上 復刊ドットコム B5判 -
2017年12月20日 - 奇子《オリジナル版》下 復刊ドットコム B5判 -
2019年01月15日 - テヅコミ Vol.04 マイクロマガジン社 B5判 帰郷収録

『作品内容』
"帰郷"
復員した天外仁朗は末妹の奇子にはじめて出会う。 しかし、奇子は父親が兄嫁に産ませた子だった。

"祝殿"
仁朗は倉の奥で父親と兄嫁が関係を持っているところを目撃してしまう。 兄の市朗は遺産と引き換えに自分の女房を父親に差し出していたのだった。

"加東という男"
GHQとつながりを持つ仁朗が言い渡された指令はある男を殺害する事だった。 彼は民進党の支部長を勤め、さらに妹である志子の恋人だった。

"時の亀裂"
加東を殺害した仁朗は家に帰るが返り血を浴びたシャツを洗っているところを白痴娘の涼に見られてしまう。 口封じのために暴力一歩手前まで浴びせようとする仁朗。

"轢死体"
昭和24年7月6日、国鉄総裁の轢死体が発見された。 事件を担当する下田警部はまったく同じ手口で以前殺人があった事を思い出す事はできなかった。

"烙印"
奇子の一言から殺人の容疑をかけられた仁朗。 しかし、彼は白痴の涼を利用する事でその疑いを晴らすのだった。

"擬態"
仁朗は涼を殺し、市朗は奇子を土蔵の下に閉じ込める。 そして下田警部は国鉄事件と全く同じ殺人事件の事を先輩から聞かされる。

"窖"
市朗は警察を巻くために奇子を死んだことにして戸籍から抜いてしまう。 そして仁朗は姿を消す。 一人伺朗だけは事件の真相を探ろうとするのだった。

"証言"
伺朗は仁朗が隠していた血のついたシャツの切れ端をもって警察へ走る。 しかしその血はニワトリのものだった。 市朗が証拠隠滅のために摩り替えていたのだった。

"生ける屍"
奇子は土蔵の下から出されることなく成長を続けていた。 そして彼女の父親であり一家の長である天外作衛門は卒中で倒れ意識を失う。

"動乱の翳"
仁朗は名を隠して奇子に送金を続けていた。 そして彼女は土蔵の中で初潮を迎える。

"さなぎ"
女として目覚めた奇子は伺朗と関係を持ってしまう。 そして仁朗は今や暗黒街に顔を利かす身分となっていた。

"人形の家"
作衛門はその遺産の8割を奇子の母親に譲ると遺言していた。 その金と奇子とともに出て行こうとする女房のすえを市朗は殺害し、遺産をその手に握る。

"泥流"
奇子を土蔵から出そうとする伺朗だったが、奇子は外界に恐怖し外に出ることができなくなっていた。 そんな中作衛門は死去して果てる。

"光陰"
国の公共事業のために土蔵を壊さざるを得なくなった伺朗は、行李に入れて奇子を外に出す。 ところが彼女はそのまま行方を暗ませてしまうのだった。

"桜辰会"
祐天寺富夫(実は仁朗)の元に身を寄せた奇子。 それを追いかけてきた伺朗は祐天寺に会う事はできない。 仁朗は銀杏会の森伝会長(名前不明)との裏取り引きを進めていた。

"合歓の花"
奇子は下田警部の息子の波奈夫に恋のようなものを抱いていた。 仁朗はふたりの同棲を許可するが、下田警部と一緒のところを狙撃され生死の境をさ迷う。

"人間回路"
20数年前に仁朗を追った男のひとりは今は片腕となっている金城だった。 金城は仁朗から逃げる途中で命を落す。 仁朗は殺人容疑で追われ、江野正の墓前で志子と再会して江野を殺したのは自分だと告白する。

"暗黒"
奇子と波奈夫、仁朗、市朗、志子は伺朗の放った葉っぱによって生埋めにされる。 それから2週間が経ち彼らは偶然発見されるが奇子を除いて皆虫の息だった。 その後、奇子は姿を消した。

<参考文献:ハードコミックス>

『一口メモ』
手塚版「カラマーゾフの兄弟」

『図版使用書籍』
ユリイカ 2月号(1983年)
SPA!2月23日号(1989年)
ビッグコミック89年3月10日号(1989年)
SPY 6月号(1991年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
こころにアトム(1995年)
月刊カドカワ9月号(1995年)
月刊広告批評2月号(1996年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
陽だまりの樹公演プログラム(1998年):講談社全集表紙
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
SF Japan Vol.03 手塚治虫スペシャル(2002年)
ROCKIN'ON JAPAN4月19日増刊号 SIGHT(2003年)
私のこだわり人物伝(2005年)
上を下へのジレッタ<完全版>(2008年)
芸術新潮2008年11月号(2008年)
フィギュア王No.129(2008年)
東京人 2008年12月号(2008年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫美女画集(2014年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
手塚治虫の美男美女画集(2017年)
わたしたちの手塚治虫(2018年)
pen 3月1日号(2018年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)