「ユニコ」
『作品内容』
<プロローグ>
ユニコがなついたため幸せに美しくなったプシケを妬んだ女神ビーナスはユニコをプシケから引き離してしまう。
<野牛の丘>
インディアンの子のティピと白人の子メアリを結び付けるユニコ。
インディアンの村を襲う白人としてハム・エッグが出演。
<うるわしのロゼリア>
悪魔との契約のため醜くなった王。
娘のロゼリアはとても美しい娘だったがそんな父の風貌から友達ができなかった。
かつて王が滅ぼしたローズランドの王子ルピナスはそんなロゼリアに恋心を抱く。
スパイダー(スコラp.69,94)登場。
<ほうきにのったネコ>
魔女にあこがれる猫チャオ。
ユニコに頼んで人間の姿にしてもらうが、そのために森の主ゴースト男爵に連れて行かれてしまう。
チャオを守るユニコ、そしてチャオの前には素敵なオス猫が現れたのだった。
ユニコの顔にヒョウタンツギ(スコラp.11)
ヒョウタンツギ(スコラp.79)
<黒い雨と白い羽>
工場に愛されてしまったチコ。
その工場の出す煙のため体を壊した彼女のためにユニコは妖精の住む島へ連
れて行く。
そして最後にチコの病気を治したのは妖精の王子のくれた白い羽だった。
チコの祖父役でお茶の水博士
スパイダー(スコラp.97)「ラブレターでごんす」
<ふるさとを訪ねて>
西風の精の好意で一日だけふるさとに帰ることのできたユニコ。
懐かしい両親や姉、多くの弟妹達に出会えたのだった。
<アゼンスの牙の物語>
スフィンクスの子どものピロは森の女王チターニアのペットになってしまう。
ユニコの活躍でピロは元の砂漠に戻り、亡き母の言うように強いスフィンクスになろうと努力するのだった。
<一夜だけの舞踏会>
孤児のマーシュカはどろぼうをして生計を立てていた。
そんな彼女も16歳の女性であった。
ユニコに頼んで一回だけ舞踏会に参加するマーシュカ。
そこで恋をしたのはこともあろうに警察長官のロマノフであった。
舞踏会上で起った盗難事件を解決したマーシュカは正体を告げて去っていく。
ロマノフに会いたいがために自首したマーシュカは彼に会えずに死刑にされるところを、恩赦のために助かるのだった。
そしてその恩赦を告げに来たのはロマノフであった。
スパイダー(スコラp.89)「シラミつぶしでごんす」
<ひとりぼっちのユニコ>
ビーナスの嫉妬により人間も生き物も全然いない世界へ捨てられたユニコ。
そこで出会ったのは悪魔の子だった。
だんだん仲良くなったところでユニコは西風の精に連れられていく。
ビーナスの顔でヒョウタンツギ(スコラp.115)。
『映像化』
ユニコ
(1979年:サンリオ製作・パイロットフィルム)
ユニコ
(1981年:サンリオ製作・劇場用アニメ)
ユニコ魔法の島へ
(1983年:サンリオ製作・劇場用アニメ)
『一口メモ』
ユニコはどの話も本当におすすめだが、特に「一夜の舞踏会」は絶品!!。
『関連書籍』
ギフトブックシリーズ
ユニコ,
ユニコ2,
ユニコ3
『図版使用書籍』
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
こころにアトム(1995年)
マンガの神様!(1995年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫記念館(第5刷)(2003年)
MOE 5月号(2003年)
原画の秘密(2006年)
フィギュア王No.129(2008年)
手塚治虫美女画集(2014年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
MOE 3月号(2016年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
手塚治虫の美男美女画集(2017年)
pen 3月1日号(2018年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)
手塚治虫語辞典(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)