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「旋風Z」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1957年01月号
〜1958年06月号
- 少年クラブ 講談社 未確認 連載 -
1958年10月10日 手塚治虫漫画選集1巻 旋風Z(前編) 鈴木出版 A5判 - -
1960年07月10日 手塚治虫漫画選集9巻 旋風Z(後編) 鈴木出版 A5判 - -
1978年11月20日 手塚治虫漫画全集52巻 旋風Z 講談社 B6判 -
1997年05月 小学館叢書 手塚治虫中期傑作集10 小学館 四六判 -
1999年10月 小学館文庫 旋風Z 小学館 B6判 -
2010年10月25日 手塚治虫オリジナル版復刻シリーズ 旋風Z・ハリケーンZ 国書刊行会 B5判 -

『作品内容』
世界的な科学者である鷹群博士に挑戦を挑む蛇沼博士。 鷹群博士はちょっとした心の乱れから戦いに破れ命を
落とす。 同時に夫人も巻き添えを食い,坊やだけがジョットと共に逃れる。

それから10年,坊やは旋風Zと名乗っていた。 蛇沼博士は科学省の長官になっていたが,発明はことごとくZに邪
魔されていた。 Zはカメレオンガーゼ事件をきっかけとして蛇沼博士が夜は覆面の暗殺団の首領であることを知
る。 その魔の手を逃れるZだったが,報道ではZは常に悪人のままだった。

蝗の大群を見たZは自分の発明を使って助けようとするが誤解されて撃たれてしまう。 それを追う新聞記者(ハム
・エッグ
オッサン)と下田警部。 しかし,Zに助けられた人たちの懇願により警部はZを見逃す。

蛇沼博士ににらまれているもう一人の少年科学者高木ハジメ(ロック・ホーム)。 彼はスピードカーの発明を進めて
いたが,蛇沼博士は丹下右善の発明を使って 彼を殺害しようと企てる。 しかし,これもまたZによって阻まれたのだ
った。

Zに挑戦を挑む科学者X。 彼の発明した物質電送機にはまったZは悪人としてつかまってしまう。 彼を拷問するラン
力有武。 そしてZを擁護しようとする下田警部,弁護人の古沢。 死刑を判決されたZだったが,古沢がジェットを
動かし危機一髪で助かる。

それから1ヶ月,Zは無為な日々を過ごしていた。 そんなとき古沢から龍町博士を護衛するように依頼される。 その
屋敷でZはXと再会する。 あいまみえる二人だったがXは逃げおおせてしまう。

狙われる龍町博士を保護したZだったが,博士はZを信用せず出ていってしまう。 博士の不老不死の薬を狙うプイ
プイ教に博士は囚われてしまう。 Zは再び博士を救い出すが,博士はZに救われたことを認めようとはしない。 そん
な中Zはジェットに化けた偽者に出会う。 彼女は古沢の屋敷内に逃げ込むのだった。

龍町博士の不老不死の薬を飲んだ乗組員を乗せたロケットが発射された。 しかし,その中にXが派遣したロボット
が紛れ込んでいた。 行方をくらますロケット。 その中に載りこんだZは戦いの果てにXを破る。 ロケットの残骸の中か
ら不老不死の薬を探すZを捉えようとする下田警部と蛇沼博士。 しかし蛇沼博士の悪事を見破った下田警部はZを
助ける。 不老不死の薬を呑んでしまったトカゲのことを知らせようとふもとへ向かうZ。 足をくじいて思うように動けな
いZを助けたのは実は生きていた両親だった。 鷹群博士はトカゲの大群をロケットに乗せ宇宙へ飛ばしてしまう。

一方蛇沼博士は三又警部(ヘック・ベン)を使って龍町博士を捕らえる。 龍町博士の弁護をする古沢だったが,彼
もその変装を説き鷹群博士の姿で蛇沼博士の悪事を暴く。 蛇沼博士はコバルト爆弾を楯に取るが,Zの機転で失
敗し鷹群博士に説き伏せられるのだった。

作者で手塚先生(p.10), 新聞記事でヒョウタンツギ(p.27), 高木ハジメの仲間でラムネ,カルピスクッター(p.78),
放送局の人間でノールス・ヌケトール(p.104), 裁判官でブク・ブック十銭ハゲ(p.114), 壁の絵でヒョウタンツギ(p.
132), 龍町博士の使用人でミッツン,ヨッツン, 書類の絵でヒョウタンツギ(p.150), 像でノタアリン(p.151), プイプイ教
内の人間でカオーセッケン(p.160), 黒谷駅長でノタアリン(p.193), 裁判官でレッド公(p.216), 傍聴人でデコビン
p.217)がそれぞれ出演。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
ある日の手塚治虫(1999年)
人間ども集まれ!【完全版】(1999年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
ROCKIN'ON JAPAN4月19日増刊号 SIGHT(2003年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)