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「フィルムは生きている」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1958年04月号
〜1959年03月号
- 中学一年コース 学習研究社 未確認 連載 -
1959年04月号
〜1959年08月号
- 中学二年コース 学習研究社 未確認 連載 -
1959年08月20日 手塚治虫漫画選集5巻 フィルムは生きている 鈴木出版 A5判 - -
1969年06月10日 手塚治虫全集 フィルムは生きている 小学館 新書判 - -
1977年08月18日 手塚治虫漫画全集55巻 フィルムは生きている 講談社 B6判 -
1996年09月 小学館叢書 手塚治虫中期傑作集9 小学館 四六判 -
1998年10月 小学館文庫 フィルムは生きている 小学館 文庫判 -
2011年02月 手塚治虫文庫全集120 フィルムは生きている 講談社 文庫判 -
2014年06月25日 - フィルムは生きている 国書刊行会 A5判 完全復刻版
2019年04月13日 - テヅコミ Vol.07 マイクロマガジン社 B5判 -

『作品内容』
「序章」
断末魔(フランケンシュタイン)の横川プロダクションではスタッフ(力有武シミ・アバータら)がまたリテイクを食らっていた。 タンバササ山から出てきた宮本武蔵はカットを見てもらうが「絵の動きが死んでいる」といわれてしまう。 くにで仲のよかった馬の「アオ」のことを考える武蔵は空想にふける。 町で酔っ払い(ヒゲオヤジ)に似顔絵を頼まれても動いてくれと頼む始末だった。

「佐々木小次郎登場」
漫画家の吉岡清十郎(レッド公)をたずねた武蔵は弟の伝七郎に追い払われる。 しかし,そのあとで原稿を見た清十郎は武蔵の実力を認める。 武蔵は町で佐々木小次郎という少年に出会う。

「一羽のツバメ」
小次郎はマンガ映画がやりたくて家を飛び出してきていた。 心配した爺やの三太夫(ノタアリン)は武蔵の下宿を訪ねてくるが小次郎は取り合わない。 二人はある映画スタジオで動画を描くがここでも「絵が死んでいる」といわれてしまう。

「マンガ映画の歴史」
御互いに我が強い武蔵と小次郎は喧嘩別れをしてしまう。 武蔵は謝ろうとも思うができない。

「炎と原画と娘と馬と」
町で似顔を描いていた武蔵は本位田一家のやくざに因縁をつけられる。 それを救ったのはやくざの親分の娘であるお通だった。 彼女は武蔵のマンガ映画作りに共感し協力を申し出る。 しかし,それを快く思わないおばあさんは武蔵の家に押し込み,五万枚に及ぶ原画を燃やしてしまう。 その火事の影響で武蔵は目を傷つけてしまう。 そんな彼とは裏腹に小次郎は人気マンガ家となっていた。

「迷路に狂う人」
武蔵は少年パックに連載をはじめる。 人気は爆発し,読書投票でも一位を獲得する。 しかし,そんな武蔵に宍戸梅軒(馬場のぼる)はマンガ映画をあきらめたのか,と詰め寄る。 飛びこみ自殺を図った断末魔に面会する武蔵は再び原画を見てもらう。 武蔵を認めている断末魔は医師(手塚先生)の止めるのも聞かずに動きを武蔵に教え込む。

「ハイリゲンシュタットの遺書」
お通は武蔵の命と引き換えに家に帰る。 そして武蔵は不自由な目を駆使して無理に少年パックの連載を続ける。 しかし,マンガ映画をやりたい武蔵は編集長に話し,連載を止める。 お通の父親である親分の又八(ブク・ブック)は仮出所してくるが,お通の説得に応じて組を解散する。 それにショックを受けたおばあさんは寝込んでしまう。

「武蔵か小次郎か」
お通は組のお金を武蔵のマンガ映画に投資するように又八に勧める。 武蔵と小次郎はマンガ映画製作をお互いに続けるが,製作部長を務めるお通の元に「アオ」が死んだという電報が届く。 しかし,彼女はそのことを武蔵に話すことができない。

「大団円」
武蔵の「アオのものがたり」と小次郎の「くろんぼサンボ」は同時上映され,館内で人気投票を行うが,武蔵が勝利する。 しかも彼はほとんど見えない目で作品を完成させていたのだった。

手塚先生馬場のぼる(p.33), 額の絵でヒョウタンツギ(p.120)が出演。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
付録漫画傑作選(1985年)
手塚治虫の世界(1989年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
こころにアトム(1995年)
月刊カドカワ9月号(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
もっと知りたい手塚治虫(1997年)
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
誕生!「手塚治虫」(1998年)
神様手塚を読む(1999年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
私たちの手塚治虫と会津(2000年)
SF Japan Vol.03 手塚治虫スペシャル(2002年)
原画の秘密(2006年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
クラシック音楽館(2008年)
手塚治虫の世界(2017年)
pen 3月1日号(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)