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[1948年作品リストへ]

「ロストワールド<地球編><宇宙編>」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1948年12月20日 - ロストワールド【前編・地球編】 不二書房 B6判 描き下ろし単行本 -
1948年12月20日 - ロストワールド【後編・宇宙編】 不二書房 B6判 描き下ろし単行本 -
1976年01月01日 虫の標本箱II ロストワールド・地球編 青林堂 B6判 復刻版 -
1976年01月01日 虫の標本箱II ロストワールド・宇宙編 青林堂 B6判 復刻版 -
1976年08月05日 - ロスト・ワールド(前世紀) 桃源社 B6判 - -
1980年06月25日 手塚治虫初期漫画館 ロスト・ワールド地球編 名著刊行会 B6判 復刻版 -
1980年06月25日 手塚治虫初期漫画館 ロスト・ワールド宇宙編 名著刊行会 B6判 復刻版 -
1982年02月20日 手塚治虫漫画全集130巻 ロストワールド 講談社 B6判 -
1990年02月10日 小学館叢書 手塚治虫初期傑作集1 小学館 四六判 -
1994年11月25日 角川文庫 ロストワールド 角川書店 文庫判 -
1999年08月01日 虫の標本箱2 ロストワールド(地球編) ふゅーじょんぷろだくと B6判 復刻版 -
1999年08月01日 虫の標本箱2 ロストワールド(宇宙編) ふゅーじょんぷろだくと B6判 復刻版 -
2009年11月 手塚治虫文庫全集022 ロストワールド,メトロポリス 講談社 文庫判 -
2011年10月01日 SF三部作完全復刻版と創作ノート 小学館 B6判 復刻版

『原形作品』
ロストワールド(習作)
(1946年・後に発表)

ロストワールド
(1946年・関西興論新聞)

『リメイク』
前世紀星
(1955年:冒険王)

『作品内容』
敷島博士(ケン一)の友人の邪我多良平が殺された。 犯人はカオー・セッケンという悪人で彼は良平の入れ目の代わりになった石を奪って姿を消した。 屋敷にいた耳男花輪重志は私立探偵のヒゲオヤジとそこで遭遇し、敷島の研究所に急ぐ。

博士は耳男の脳を改造して人間並みの知性を持たせた動物学者だった。 そしてその研究所にはほかに力有武
大場加三太郎や植物学者の豚藻負児などがいた。 彼らは地球に近づこうとしているママンゴ星からの隕石だと思われるエネルギー石についての研究を行っていた。 邪我多の入れ目もまたエネルギー石だったのだ。

そのエネルギー石を狙うアフィルグラタン、カオー・セッケン等によってヒゲオヤジと耳男は捕らえられてしまうが、無事脱出に成功する。 敷島博士はエネルギー石の力を利用してママンゴ星に乗り込もうとロケットの建設を急ぐのだった。 地球を離れたロケットには特ダネを狙う新聞記者のランプが密航していることが明らかになり、さらに見つからぬ密航者のために動力が不足し、ロケットは宇宙の片隅で止まってしまう。 食糧不足に陥ったロケット内でランプは豚藻博士が発明した植物人間であるもみじを食してしまう

そんな中ママンゴ星は地球に近づき、ロケットはその引力に引かれ無事着陸に成功する。 敷島やヒゲオヤジ等は島の探検に出掛け、石炭紀の植物や恐竜に出会う。 ママンゴ星は地球の兄弟星であり、その進化がちょうど地球と何万年かずれていたのだ。 その頃ロケットでは密航していたアフィル等が現れ力たちと銃撃戦を繰り広げていた。

彼らは敷島たちの目の前に現われ、豚藻負児もその一味であることが露見する。 しかし彼らは目の前に現れた恐竜に食われてしまい、ケン一と植物人間のあやめだけが洞窟に逃げ込むことに成功する。 ヒゲオヤジはロケットまでたどり着くが、ケン一たちを残してロケットのエネルギー石が暴発して発射してしまう。 ロケットの中には彼のほかランプと耳男が乗っていた。 ランプはヒゲオヤジと格闘の末、宇宙空間へ投げ出され、大気圏を突入したときパラシュートで脱出したヒゲオヤジはロケットの中に残された耳男を目にする。 再び地球から離れていくママンゴ星。 ただ一人地球へ生還したヒゲオヤジが見つめているのは耳男の形見の靴だった。

群衆の中にハム・エッグミッツンヨッツンポパイのらくろミッキーマウスドナルドダックタコオッサンマアちゃんフクちゃんラムネ,カルピスが出演(p.240,241)。

<参考文献:角川文庫>

『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
アサヒグラフ4月29日号(1977年)
絶体絶命12月号(1977年)
現代まんがシアター1 手塚治虫(1979年)
手塚漫画のはじまり(1980年)
マンガ奇想天外 SFマンガ大全集第2号(1980年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
ユリイカ 2月号(1983年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
AERA No.8(1989年)
手塚治虫の世界(1989年)
アサヒグラフ2月24日号(1989年)
毎日グラフ3月5日号(1989年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫氏に関する八つの誤解(1990年)
Siesta 9/10月号(1991年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
コミックギルド創刊号(1994年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫 ロマン大宇宙(上)(1995年)
月刊カドカワ9月号(1995年)
月刊広告批評2月号(1996年)
ぼくのマンガ人生(1997年)
手塚治虫大全(1997年)
もっと知りたい手塚治虫(1997年)
フィギュア王 no.11(1998年)
手塚治虫キャラクター図鑑1(1998年)
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
誕生!「手塚治虫」(1998年)
蘇る! 9月号(1998年)
てんとう虫1月号(1999年)
神様手塚を読む(1999年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
メトロポリス The Movie メモワール(2001年)
手塚治虫記念館(第5刷)(2003年)
手塚治虫マガジン'04年9月号(2004年)
私のこだわり人物伝(2005年)
僕らの愛した手塚治虫(2006年)
手塚治虫の「新宝島」(2007年)
芸術新潮2008年11月号(2008年)
フィギュア王No.129(2008年)
MEN'S NON-NO 2008年12月号(2008年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから(2013年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫美女画集(2014年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
手塚治虫展図録(2017年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
pen 3月1日号(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)
サライ 2020年5月号(2020年)
芸術新潮 2020年11月号(2020年)
手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか(2021年)
手塚治虫語辞典(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)